四間飛車対策には角換わり左玉がおすすめ。最高R723に更新!
後手私。先手四間飛車だったので後手は銀冠穴熊を目指しました。ここで先手から▲22角成と角交換をしてきました。二手損なので後手悪いはずはないですね。
続いて下図
▲78金とバランスをとってきた手を見て。これは後手左玉いけんじゃね?と思いました。後手左玉にした場合△86歩△85歩の二手は無駄になりますが、後手の右桂が跳ねられないこと、△15歩と位をとれていること、角が捌けていること、先手の78金を遊ばせられるという主張があります。
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先手のちょっかいをなんとか凌いで無事に左玉に組めました。ちなみにソフト評価値は互角。後手は歩切れが気になるところ。
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ここで▲74歩が悪手でした。対して△同歩▲同飛△73桂と進みましたが、先手は何も得していないのに、後手は桂馬を跳ねて1歩を手持ちにできました。
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ここで△63角は悪手でした。▲73桂成△74角▲同成桂となると先手の速水イマイチだった飛車と後手の駒台の角、桂馬の交換になります。代えてソフト推奨は△63金。対して▲73同桂不成△21飛▲76飛となると、桂損しますが、先手の飛車を捌かせず、73の桂馬の働きもイマイチ。一方後手の金が守りに働いてきます。
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ここで△99飛成は疑問手だったようです。ソフト推奨は△79飛成。確かに香車をとるよりも龍が攻めに働くことの方が先手気持ち悪いですね。駒得は裏切ります(笑)
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ここで△26飛から13手詰めがあるようです。詰みそうな感じはしますが、読み切れないと、怖いですね。右玉や左玉では飛車切りが決め手になりがちな印象ですので、意識したいところ。
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△62角打ちは悪手。受けになっていませんでした。先手玉には7手詰めがあります。読み切ってはいませんでしたが、さすがに詰むだろ方式でいったりました。
投了図
投了図から言えることは、先手は金銀3枚が守りに効いているとはいいがたく、62角が受けになっていなかったことが悔やまれます。そうなるように後手が上手く指したといってもいいかもしれません。どやっ!
後手は73金を捌く、つまり、戦いのなかで玉に近づけていくか、73金を取らせる間に攻める的なことができれば、なおよしですね。