右玉は海よりも広い。The right king is wider than the sea.
1図
先手私。ここで▲75歩の仕掛けは悪手でした。△同銀▲同銀△同歩▲74歩△28銀!。▲同飛と取ると△89飛成でジエンド。この銀がとれないとなると苦しいですね。代えてソフト推奨は▲77桂馬と力をためる手。
2図
局面は飛車銀と桂二枚の交換で先手超駒得。ここから負けるやついます?ここで▲32金打ちは悪手でした。代えて▲51角成がソフト推奨。盤上で遊んでいる角を使う当然の一手ですね。この手指さないとか、どうかしてるぜ(ブラマヨ吉田)。
3図
ここで▲42馬は悪手。代えて▲22銀△同玉▲42馬と後手玉を狭い方に誘うべきでした。対局中▲22銀に△44玉と逃げ出されたらどうしようかと思っていたのですが、▲42馬が詰めろで大丈夫でしたね。万が一、先手玉が△25桂~△37角の筋で詰むんじゃないかと思って、王手王手で迫ってしまったのがよくなかったです。先手玉は△25桂~△37角が入ってもまだ詰みませんし、最悪△25桂を▲同飛でとる順もあり、詰めろ詰めろで迫るべきでした。
4図
後手玉を上に逃がしてしまい、▲38香の受けの手で逆転してしまいました。上でも書きましたが先手玉はまだ全然詰みませんので受ける必要はありませんでした。対局中は入玉を恐れていましたが、下段飛車が居る以上、杞憂でしたね。ソフト推奨は▲46香と攻める手。角金桂二枚ずつ持ってても先手玉詰まないんすね。右玉広いっすね。この右玉の詰みそうで詰まない感をもっと研ぎ澄ましていかないといけないですね。
5図
最終盤、詰まし損ねたなと諦めムードで指していて、ここで後手玉に5手詰めが生じていたことも全く気づきませんでした。手順が分かったらセメントへ!いや、コメントへ!
優勢になってから気を緩めず最後までしっかり指さないといけないですね。とほほ