ちょい強いライバルraju初段(将棋ウォーズ)の棋譜を検討してみた。角交換四間飛車。
1図

後手は角交換四間飛車から向かい飛車に振り直したところ。
先手が▲56角と34の歩とりに打った。
ここからの後手の手順がうまかった。△25歩▲同歩△同桂▲同桂△37角!(2図)
2図
馬作りと飛車いじめが実現して後手が一本とった形。
3図

先手が▲45歩と銀取りに歩を突き出した。ここでの返し技がうまかった。△24飛と浮くことで角とり。この瞬間角に逃げ道がない。角銀交換となり、後手が更にポイントを上げた。
4図

▲36歩は悪手。後手は手順に25の桂をとり、次の△29歩成もみえている。
代えて▲24角と飛車金両取りに打ってどうか。
5図

△61金打と受けただけの手。後手勝勢にかわりないが、先手の▲43桂成との交換では少し損といえるだろう。
一局を振り返ると、後手の切り返しの手がうまかった印象。勉強になりました。
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