格言「玉側の端の位デカい」。角換わり風車右玉🌀。

２３手目

　後手私。図から△８６歩▲同歩△同飛▲８７歩△８１飛と飛車先の歩を交換しながら下段飛車に構えて右玉の用意をします。下段飛車に構えられないときは歩交換は自重しています。

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３５手目

　図からソフト推奨は△２８角。先手が飛車先の歩交換をして飛車が浮いた瞬間はよくこの筋が現れます。▲３７角には△同角成▲同桂△２８角と執拗に角を打って後手よしです。

４３手目

　先手が▲９５歩と右玉唯一（❓）の弱点である端を攻めてきました。この歩をとるかどうか悩ましい。△同歩ととると形によっては、▲９３歩△同香▲９２角というような攻め筋があります。本譜は▲９２角がなんでもないため取ってもよかったようです。

　本譜は端でゴチャゴチャされるのを嫌って▲９５歩をとらずに△５４歩▲９４歩△９２歩と端を低く受けました（下図）。

　４３手目の評価値は後手に５００ほど触れていましたが、端を詰められたことにより逆転し、先手に５００ほど触れました。

　なるほど、言われてみれば先手玉がノビノビした感があります。

５３手目

　図でソフト推奨は△４５歩ではなく、△４５桂。なるほど、先手歩切れのため▲４６歩と桂馬をとりに来られる筋がなく、△３６歩～△３７歩成となれば後手の左の桂馬が捌けます。

６３手目

　図でソフト推奨は△４４香。先手の飛車を攻めながら玉周辺にも効かす一度で二度おいしい手でした。本譜は安全勝ちを目指して△４４歩としてしまいました。結果的に勝ちが遠ざかったとしたら安全勝ちとはいえませんね。

７７手目

　図でソフト推奨は△４６香。先手が最後の一歩を手放した瞬間の好手でした。駒台までよくみましょう。

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８９手目

　図で△８５歩は疑問手。代えてソフト推奨は△９６角。これなら飛車先を重くせずに８筋に攻め駒を足せます。

終局図

　後手は駒台に２枚の角を残しての勝ちとなりました。私、駒台の角使うの苦手なようです。二枚もあるんだからどこかで一枚ぐらい思い切って使わナイトプールパシャパシャですね。

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 棋譜

 将棋ウォーズ棋譜(HIDENO55 1級 vs amazaki 1級) https://shogiwars.heroz.jp/games/HIDENO55-amazaki-20200724_174550 #shogiwars