🦌角が捌けたら風車右玉の勝ち説。

３１手目

　後手私。棒銀ｖｓ風車右玉。

　図の▲２４歩はありがたい。後手としては角が狙われる展開が嫌なので、先手から角交換を目指してくれるのは、それはもうありがたい。

　図でソフト推奨は△２４角。万が一先手が角交換してこなかった場合に歩が上ずっていなくて、角が使いやすいのがポイントだと思います。

４５手目

　図でソフト推奨は△６５歩。先手は囲いがイマイチで、後手は囲いが完成しているので、仕掛けて悪いはずはないですね。具体的な手順がわからなかったのと後手番だったので自重しました。先手番ならいってたでしょう（ほんまか）。

４９手目

　先手が１筋から攻めて来ました。このままだと１筋を破られるので、１歩得の今のうちに攻めます。図から仕掛けは△６５歩。

６５手目

　こうなると後手の角筋が炸裂しそうな予感。図で指し手は△８５桂。

７１手目

　図でソフト推奨は△３５歩。そっちか。▲２７銀とバックするよりなく、これで先手の飛車先が重くなりましたし、攻めの銀も下がりましたし、２筋が壁にもなっています。一石三鳥ですね。

８１手目

　図でソフト推奨は△８６飛。▲８７歩△６７歩成▲同玉△６６飛が厳しい。うまい手順

１０７手目

　図から５手詰めを仕留めて勝ち。

　終盤は実は何回か逆転されてましたが、こちらがずっと攻めていたのが勝因だったと思います。どれだけ相手玉周辺でゴチャゴチャできるかがカギですね。

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棋譜

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