先手中飛車対策に糸谷流右玉。7筋を金で受けておくのがおすすめ。
1図
後手私。先手中飛車vs糸谷流右玉から先手が7筋に飛車を振りなおした形。ここは7筋を強化するために△83金と上がるのが形です。
2図
端角に対して▲15歩と突いてきた場合の対応を覚えましょう。後手が24歩とついてある場合は△25歩が正着です。対して▲14歩の取り込みに△24角とヒラリと交わしておいてなんでもありません。
続いて下図
ここでは△41飛と力をためる手がよかったようです。45の歩はできれば先手からとってもらいたいので△46歩は疑問手でした。
3図
ここで成銀にあてながら飛車を逃げる△31飛は悪手でした。対して▲63金と玉を下に落とされると必至だったようです。しかし先手も飛車に目がくらんでチャンスを逃しました。
代えて正着は△53玉と上に逃げ出す手。左下の成桂めがけて入玉できれば必勝形でした。
投了図
投了図以下の解説は不要ですね(笑)
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