風車右玉の一戦
後手の私が飛車先の歩を交換して飛車を82に戻った局面。
ここは85飛車が優ったように思われる。先手から45歩の仕掛けが見えており、45に飛車を効かせておいたほうがよかった。
後手右玉が21飛車と飛車先逆襲をみせた局面。41飛車の方がまさっただろう。さすがに23の歩を伸ばしていくのは手数がかかりすぎる。45まで歩が伸びている4筋を狙うべきであった。こちらであれば、銀桂の攻撃参加も期待できる。
先手は67金が上ずっており、金を4筋の守りに使えない。また36歩がついていないので、右の桂馬が使えない。
上図は後手銀桂交換で、竜ができており、後手優勢。先手の82角打ちに対して81飛車と角をつましに行った局面。ここでは86歩の攻めが優った。同歩に87歩、98玉、88銀、87玉、89龍などでどうか。守ることよりも攻めることを考えたい。
続いて下図
72玉は悪手。代えて71飛車、同角成、同玉の二枚代えが優った。飛車を取られることに過度にビビりすぎてはいけない。
このあと、先手の無理攻めを切らして勝てましたが、優勢な局面から相手玉を寄せにいくところの緩さが課題となりました。